沖縄の「今」が始まったのが米軍の統治が終わり日本に復帰した昭和47年5月15日であるように、日本本土の「今」が始まったのは米軍の統治が終わりサンフランシスコ講和条約により日本が主権のある独立国家として国際社会に復帰した昭和27年4月28日です。

今年もまたお約束の8月15日がやってきます。そしてこの日に向けてマスコミ新聞報道各社は毎年、先の大戦に対するお約束のネガティブキャンペーンを展開。

民間人に対する無差別爆撃を行なったのはアメリカ軍なのに、何故だか日本の軍国主義の犠牲になったと等という日本以外の国では絶対に通用しない独自の理論を展開。

そして出てくる出てくる次から次へと手を変え品を変え、自称「証言者」「目撃者」「語り部」。

そしてやってきました8月15日。この日に合わせてマスコミのネガティブキャンペーンのボルテージは最高潮に達し、それに合わせて日本国民全員が振り返らなくてもいい過去を振り返り、しなくてもいい「反省」を毎年毎年欠かさず毎年繰り返している。

そしてその8月15日の事を巷では「終戦日」とか「終戦記念日」とか言ってますが、これ実は「終戦日」でも「終戦記念日」でもなく、それはマスコミ新聞報道各社が勝手に言ってるだけで「終戦」に関係のない全く別の日なのです。

でも確かにこの日が戦争が終わった日であるかのような報道が行なわれ、更に政府主導で「式典」まで行なわれている訳ですが、実はこれ、この式典に出席された事のある方は十分にご存知であるように、別に「終戦日」の式典を行なっているのではないのです。

行なわれれているのは「全国戦没者追悼式」あって、そしてこの8月15日は「終戦日」でも「終戦記念日」でもなく【戦没者を追悼し平和を祈念する日】(昭和57年4月13日閣議決定)なのです。(そしてまた『終戦日』も『終戦記念日』もマスコミが勝手に作った言葉で史実に基づかない何の根拠もない造語なのです)

そして先の大戦、第二次世界大戦、大東亜戦争の時代に存在した国際問題は昭和27年4月28日、日本がアメリカを始めとする世界の諸外国と結んだ「平和条約」「サンフランシスコ講和条約」によって完全に解決され、その事によって日本は主権のある独占国家として国際社会に復帰している訳です。

ですから日本はもう先の大戦の事を振り返る必要も、またその事に対して特別な行動をとる必要も、ましてや反省をする必要もないのです。

それどころか「サンフランシスコ講和条約」によって世界の国々と平和条約を結んだ日本に求められているのは、その様な過去を振り返る事ではなく、世界中の国々と国際条約を基に建設的で未来志向の関係を築き上げ、更にその関係を発展させ継続させていく事なのです。


https://news.yahoo.co.jp/articles/b810ca49c36ac550a65224f0be3fb76c0a13ec82?fbclid=IwAR3N1L04G6On2YgeZm5-7Ohvyh19OtV5VBqWr-TrnPxAbSpn1yc7L2Y1W9U 5月15日

それでは何故、今、現在の日本で先の大戦が昭和20年8月15日に終わったかのように偽装されているのか??
日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦がそれぞれの宣戦布告で始まり、そして下関条約、ポーツマス条約、ベルサイユ条約で終結し、戦争の時代の国際問題を完全かつ不可逆的に解決し新しい国際関係を開始したと教科書に書いてるのに、何故、第二次世界大戦、大東亜戦争だけ、昭和20年8月15日という国際的にも国内的にも何の根拠もない日に終わった事になっているのか。

その原因は、その昭和20年8月15日以降、そして昭和27年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効までのGHQ占領政策にあります。

昭和20年8月15日は別に戦争が終わった日ではありません。
(ポツダム宣言受諾は前日の14日で、日本では玉音放送があったという事で特別な日ではあるが、戦争は片方の国の国内放送で終わるものではなく双方の国際条約・平和条約成立により終わる)

それどころか学校の教科書に書いてるように、「平和と自由を愛する国・日本」がやってきたのではなく、やってきたのは「アメリカGHQ占領軍」なのです。

昭和20年7月26日のポツダム宣言の受諾を連合軍に伝えたのは8月14日。そしてそれに基づき9月2日戦艦ミズーリ上で「休戦協定」が結ばれ、ポツダム宣言の大前提である【日本の一部の軍国主義者が国民を欺いて世界征服を企む侵略戦争を始めた。その者たちを処分排除し日本を自由と平和を愛する民主主義の国します。それまで我々が占領します】を受け入れ6年8カ月の占領政策が始まる事となります。

それまで日本にあった日本人のために日本の憲法、明治時代に制定された大日本帝国憲法が占領軍によって破棄され占領軍の作った現在の日本国憲法が施行されたのもこの時です。

そして日本の憲法が書き換えられたと同じように、日本の学校の教科書が書き換えられたのもこの時です。
現在でも小学校の教科書に「南京大虐殺」なんて普通に記載されているのは元を辿ればGHQ占領政策にあるのです。

マスコミ新聞報道各社の論調が180度変わったのもこの時です。だってそれまで戦闘を展開していた相手が今度は占領軍としてやってくる訳ですから、以前と同じ事を書けるはずがありません。朝日新聞が現在の朝日新聞になったのは実はこの時の占領軍による言論統制に原因があるのです。

そしてその朝日新聞はそれでも言論統制に引っかかる記事を書き発行停止を喰らった気骨のある新聞社でもあった訳です。

また日本の祝日祭日が書き換えられたのもこの時です。
春分の日、秋分の日なんて言ってますが、これ本当は春季皇霊祭、秋季皇霊祭と言って元々は歴代の天皇陛下の祭日。
11月3日を文化の日、なんて言ってますが、これ本当は明治節、明治天皇の誕生日。文化の日なんて比較にならない程の日本の当時の大きな国際的な祝日だった訳です。


そしてまた日本国憲法の施行された昭和22年5月3日にちなんで「憲法記念日」と言ってますが、これ昭和21年5月3日開廷の「東京裁判」の一周年記念の日。
つまり「東京裁判」と「日本国憲法」は完全に「同調」している訳です。


そしてその様な事のあったGHQ占領政策の6年8カ月。
日本が連合国と戦闘を行っていた3年8カ月より更に3年長い期間のものでした。

そしてその6年8カ月のGHQ占領政策に日本人の意識が向かないように、まるで8月15日から現在の日本が始まったかのように偽装されているのが現在の日本です。

そしてそれはまた、日本の戦争の時代の国際問題が昭和27年4月28日のサンフランシスコ講和条約により完全かつ不可逆的に解決済みである事を日本人に教えずに、いつまでも日本人に「戦争責任」という言葉を使って政治利用していきたい勢力の方々のおかげとも言えるでしょう。


そしてその事によって現在の日本はどういう事になっているか。
毎年毎年8月15日が近づく度にマスコミ新聞報道各社が先の大戦に関するネガティブキャンペーンを展開。
そして爆弾を投下したのは、しかも国際法違反である民間人に対する大量無差別殺人を行ったのはアメリカ軍なのに、何故だか日本の軍国主義の犠牲になったと日本以外の何処の国でも絶対に成立しない独自の持論を堂々と主張。


そしてそのボルテージは8月15日に最高潮に達し、それに合わせて日本国民全員が振り返らなくてもい過去を振り返り、しなくてもいい反省を毎年毎年繰り返す。


で、近代史の解釈に関しては日本人一人一人独自の意見をお持ちで、いや俺は、私はという意見もあろうが、その個人個人の意思、主張に関係なく、日本人であれば例外なく全員、毎年毎年、振り返らなくてもいい過去を振り返らされ、しなくてもいい反省をさせられている訳です。


何故ならポツダム宣言に基づき「東京裁判」が行われ、それに同調する形で「日本国憲法」が制定され、それに基づき日本の全てが、日本人としての人生に対する価値観まで構成され、学校の教科書でさえそれに同調しているから。


そしてこれは我々の先代が我々に伝えたように、我々が自分の子供達に伝えている事で、そしてその子供達は更にその自分の子供達にそれを伝え、未来永劫続くように設定されているのです。

そしてその様な国が未来永劫続く訳はなく、近い将来の滅亡への道を歩んでいると同じ事なのです。
そしてこの先代から我々へ、そして次の世代へと続く「負の連鎖」は我々日本人が自身の力を持って断ち切るしか、他に逃れるすべは無いのです。


  • いいね!




高知県ランキング