4月29日の「昭和の日」に始まって5月5日の「子供の日」までの大型連休、ゴールデンウイーク。
その中の5月3日は「憲法記念日」となっています。

昭和22年5月3日、現在の「日本国憲法」が施行されましたから、この5月3日を「憲法記念日」として国民の祝日にしている訳ですが、我々日本人にとって実はこの5月3日はあまり素直に喜べない、それどころか結構縁起の悪い「祝日」であったりもします。

理由は二つあります。

一つは昭和22年5月3日、確かにこれは現在の日本国憲法が施行された日ではありますが、この昭和22年ていうと日本は連合国に占領されていてGHQ占領政策の真っただ中!!!

ですから当然、この憲法は日本人が日本の為に制定した日本の憲法ではなく、外国の占領軍が日本を統治するために作ったが外国製の憲法。

そしてその6年8カ月の占領政策も終わり、昭和27年4月28日。日本はアメリカを始めとする世界49カ国を平和条約を結ぶことによって、再び主権の有る独立国家として国際社会に復帰する訳です。
そしてその後、日本は目覚ましい経済発展を遂げ、国際社会に貢献し、今や世界のリーダーとなっているのですが、まだその時の憲法を使っている、一つ前の時代の戦争の時代、外国の占領軍が制定していった憲法を今でもそのまま使い続けている。

これが一点。そしてもう一点。

昭和22年5月3日は確かに現在の日本国憲法が施行された日ではあるのですが、この丁度一年前、昭和21年、同じく5月3日。この日もまた大きな出来事のあった日なのです。

何があったかというと、あの「東京裁判」の開廷した日なのです。

東京裁判というと、学校の教科書では殆ど詳しく触れる事はありませんが、どの様な裁判であったかというと、日本が戦争をしたから日本を裁判に懸けます、というくだりで始まるのじゃなく、日本国民の皆様あなた方は悪くないのです、貴方方を欺いて世界征服を企む侵略戦争を始めた一部の軍国主義者が悪いのです、というくだりで始められた裁判なんです。

「日本の一部の軍国主義者が国民を欺いて世界征服を企む侵略戦争を始めたから、その者たちを処分排除し日本を自由と平和を愛する民主主義国家に造り変えます。」というくだりで始められた裁判なんです。

まあこれについてはもう突っ込みどころ満載過ぎますのでここではこれ以上ふれませんが、我々は今、この様な「東京裁判」の始まった5月3日を「憲法記念日」として有難く頂戴し、国旗掲揚までして国民の祝日としてお祝いしている訳です。

更に更にそれだけではありません。

東京裁判の起訴状が受理されたのが裁判開廷の四日前、昭和21年4月29日。
4月29日ですよ、昭和天皇の誕生日だから昭和の日となっている訳です。
東京裁判とは、なんと昭和の時代、昭和天皇の誕生日にその起訴状が受理されて開廷した裁判なのです。

更にそれだけではありません。
東京裁判、最終的に死刑執行が行われたのですが、それが実施されたのが昭和23年12月23日。
12月23日ですよ、なんと皇太子誕生日、つまり現在の上皇陛下の誕生日。
なんと東京裁判は昭和に時代の皇太子誕生日、現在の上皇陛下の誕生日にその死刑執行の行われた裁判でのです。

更に更にそれだけではありません。

東京裁判の開廷が昭和21年5月3日、そして日本国憲法の施行がその一年後、昭和22年の同じく5月3日なのは、偶然でも当時の成り行きでもないのです。
その根拠は裁判開廷から半年後、日本国憲法施行の半年前の昭和21年11月3日にあります。
11月3日、この日に日本国憲法の公布があったのです。
憲法が実施される前のお知らせがあったという事ですね。
11月3日はいまでこそ文化の日、なんて言ってますが、これ元々は「明治節」と言って明治天皇の誕生日。文化の日なんていうのは比較にならない程の国際的な祝日だったわけです。

つまり現在の日本国憲法は、それまで日本になった日本人のための憲法、明治時代に制定された大日本帝国憲法を全面的に否定する形で明治天皇の誕生日に公布され、その半年後、そして東京裁判開廷から丁度一周年となる昭和22年5月3日に施行された憲法なのです。

そしてその様な形で実施された東京裁判、施行された日本国憲法のあった6年8カ月のGHQ占領政策は終わり、昭和27年4月28日、日本はアメリカを代表とする世界49カ国と平和条約を結び、再び主権のある独立国家として国際社会に復帰した訳です。その後の日本は目覚ましい経済発展を遂げ、国際社会に貢献し、今や世界のリーダーとなっている訳ですが、それでも今なお、先の戦争の時代の、日本が外国に占領されていた時代の、外国の占領軍が作っていった憲法をそのまま使い続けていいるのです。

その事で今どういう事になっているか!!

当時の戦争の時代には、世界に主権のある独立国というのは日本を含め50~60前後でした。
そこを日本が戦ったから、その後世界に次々に独立国が誕生し、今では200を超える独立国がひしめき合っていて世界連邦となっていう。
そしてそれぞれの国が、普遍の真理と、世界秩序と、自国の建国精神に則り自分達で自分の国の憲法を作り、世界情勢に合わせて憲法の改正等をしたり、それぞれの国が国際条約を結んだりして共に建設的な未来志向の関係を築き上げている。

そんな中で日本がもう70年以上昔の憲法を今でもそのまま使い続けているものだから、一度も整備していない、一度もバージョンアップしてないものだから、いまや世界で一番古い憲法となってしまった、同時にもう新しい国際情勢には対応出来なくなっていて、今の日本は自分の国の国益を自分の力で守る事が出来なくなっている。

その事は同時に、国際条約を基に日本と真面目で建設的で未来志向のお付き合いをしてただいている世界中の国々の方々にご迷惑をお掛けしていると同じ事なのです。

だから世界中の国の方々にこれ以上ご迷惑をお掛けしないためにも、そしていまの我々、次の世代の日本人のためにも、未来の日本のためにも、現在の憲法を整備、バージョンアップして、新しい時代、新しい未来を切り開いていきましょう!!



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